いづもナンキン振興会

泳ぎ・気品・資質

　自然に無理なく優雅に泳ぎ、上品であるもの。体表滑らかにして、鱗整然と並び、細やかで、豊かな光のあるもの。骨格は太く、背幅広く、尾筒太いもの。色彩は白勝ち更紗であるもの。本国錦を基準とする。

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均称・体線

頭部、体部、尾部相互の釣合いよく、各部の移行滑らかなもの。体型は左右均称で、上部より見た側線は、小さい吻端より豊かに張った腹部後方で、直線に近い線で至り、尾筒に直角に治まっているもの。背線は、吻端より尾付けまで体長に釣り合った曲線のもの。櫛形基準とする。腹線（底部）は、背線に釣り合った深さのもの。

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頭

口小さく、目先長く、目幅狭く体に釣り合っているもの。

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胴

前方良くしまり、後方豊かに張っているもの。

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尾・尾筒

尾筒は円筒形で太く、良く張った強い尾を振り込んで泳げるもの・尾は四つ尾で体部に釣り合っており、先端まで力を感じさせる強さがあり、泳ぐとき優雅さを感じさせる柔らかさがあるもの。尾張りは、尾肩を持ち程よく張って、程よく下がっているもの。尾芯は、背線の下がりと同程度の角度で立ち上がっているもの。

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色彩

白地の体に口紅・両奴（両鰓蓋）・各鰭・尾部が赤いもの。（俗に本国錦という）を基準とし、白勝ち更紗で腹部に鹿子更紗を有するもの、背部に於いてもナンキン特有の「燻し銀」的輝きを阻害しない程度の赤があるもの。